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好きと言って
第3章 世なりとも
「おい。梨乃」
「あ~レン先輩。お久しぶりです」
校門の時計台の下でハルト先輩と待ち合わせをしていたら
レン先輩が通りかかった。
「お。馬子にも衣装だな。どうした?おしゃれして。ハルトとデートか?」
今日の私は自分で言うのもなんだけど可愛い。
一生懸命おしゃれしてフワフワのワンピにくるくるの髪。
いつもは薄化粧だけど
友達のさくらちゃんに可愛くお化粧してもらった。
「うふふ。そうです~。デートなんです。誕生日なんですよ」
「は~梨乃もついに19歳か」
「そうなんです」
「どこに行くんだよ」
「ハルト先輩が教えてくれないんですよ~ずっと就活で忙しいけど
この日だけは二人でいい思い出を作ろう♪って」
「はいはい」
「梨乃!!!」
レン先輩との話を中断するようにハルト先輩の声が響いた。
「ハルト先輩ったら。走ってこなくても大丈夫なの・・・・に・・・」
全く笑っていないハルト先輩の後ろから麻子さんが見えた。
なんで麻子さん?
「梨乃。ごめん。麻子の妹が車と接触したみたいなんだ。
俺今から一緒に病院に行ってくるから」
「え・・・・?」
「なんでハルトが行くんだよ」
私より不機嫌な声でレン先輩が言い返した。
「今、麻子の親がこっちにいないらしいんだ。一人じゃ不安だろ?」
「だからってなんでハルトが?どうしてもって言うなら俺が行くよ」
レン先輩は私のことをちらっと見て言ってくれたけど。
ハルト先輩はそんなことは考えもしないようで
「レンは麻子の妹のこと知らないだろ。ごめん言いあってる時間はないんだ。
梨乃ごめんな。埋め合わせはするから」
「・・・・」
「あ~レン先輩。お久しぶりです」
校門の時計台の下でハルト先輩と待ち合わせをしていたら
レン先輩が通りかかった。
「お。馬子にも衣装だな。どうした?おしゃれして。ハルトとデートか?」
今日の私は自分で言うのもなんだけど可愛い。
一生懸命おしゃれしてフワフワのワンピにくるくるの髪。
いつもは薄化粧だけど
友達のさくらちゃんに可愛くお化粧してもらった。
「うふふ。そうです~。デートなんです。誕生日なんですよ」
「は~梨乃もついに19歳か」
「そうなんです」
「どこに行くんだよ」
「ハルト先輩が教えてくれないんですよ~ずっと就活で忙しいけど
この日だけは二人でいい思い出を作ろう♪って」
「はいはい」
「梨乃!!!」
レン先輩との話を中断するようにハルト先輩の声が響いた。
「ハルト先輩ったら。走ってこなくても大丈夫なの・・・・に・・・」
全く笑っていないハルト先輩の後ろから麻子さんが見えた。
なんで麻子さん?
「梨乃。ごめん。麻子の妹が車と接触したみたいなんだ。
俺今から一緒に病院に行ってくるから」
「え・・・・?」
「なんでハルトが行くんだよ」
私より不機嫌な声でレン先輩が言い返した。
「今、麻子の親がこっちにいないらしいんだ。一人じゃ不安だろ?」
「だからってなんでハルトが?どうしてもって言うなら俺が行くよ」
レン先輩は私のことをちらっと見て言ってくれたけど。
ハルト先輩はそんなことは考えもしないようで
「レンは麻子の妹のこと知らないだろ。ごめん言いあってる時間はないんだ。
梨乃ごめんな。埋め合わせはするから」
「・・・・」