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酒屋・女主人☆繭子さんの誘惑
第1章 プロローグ
女店主モンロー、と命名したまでは良かったが、
珈琲を運んで来た
美貌の女主人を間近にして、
沈黙したボクが、
畳の座敷で座布団へ座っている。
「キミ、名前は…んーと確か、君塚クンじゃなかった?」
胸元の谷間を気にして白い肌をチラ見するのを、
意識的にやめているボクは、
身を硬くしている。
「キミ、確か、お兄さんが居なかった?
君塚直久っていう名前の。
」
図星だったが、ボクは黙っていた。
モンローさんは、明らかにボクを察して 話し掛けていたが、
その頃、餓鬼でしかないボクは、
11才年上の兄の名前を呼ばれて不機嫌になった。
珈琲を運んで来た
美貌の女主人を間近にして、
沈黙したボクが、
畳の座敷で座布団へ座っている。
「キミ、名前は…んーと確か、君塚クンじゃなかった?」
胸元の谷間を気にして白い肌をチラ見するのを、
意識的にやめているボクは、
身を硬くしている。
「キミ、確か、お兄さんが居なかった?
君塚直久っていう名前の。
」
図星だったが、ボクは黙っていた。
モンローさんは、明らかにボクを察して 話し掛けていたが、
その頃、餓鬼でしかないボクは、
11才年上の兄の名前を呼ばれて不機嫌になった。