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かわいい狼くん
第12章 囚われたうさぎちゃん
「聞いてたんだ…したくなった?」
『な…///』
「冗談だよ…とにかく入れば?」
春樹はふっと口元を上げ
資料室へと入っていく
資料室へ入った途端
扉が閉まり鍵がかかる…
ビクっ…
怖がっちゃダメ!
『あのっ…写真…!』
「…写真?」
わざと聞き返す春樹
『っ…さっき、メール…で…』
「あぁ!これの事?」
春樹は自分の携帯の画面を心に向ける
そこにはいくつもの画像が保存されていた…
『お願いっ…消して…』
ギュッとスカートを握りしめ俯く心
春樹は目を細め
ニヤリと笑った…
「タダで消すと思う?」
『っ…!どうすれば…』
「下着だけ脱いで?」
『え…』
「写真…消さなくてもいいの?」
『っ…』
心は黙り込みギュッと下唇を噛んだ
「早くしないと、
大好きな彰斗くんに送っちゃうよ?」
『や、やめてっ…!』
すると春樹は扉と反対側にある机に座る
目は心を捉えたままだった…
「誰も来ないし大丈夫だよ…」
心はゆっくりと下着を脱いだ…