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第12章 囚われたうさぎちゃん

抱き締められている心は
離れようともがく


『離し…てっ！』


「やだ…」


顎をクイッと持ち上げられ
言葉を発する間もなく唇が塞がれた…


『ん…ふ…やめっ…ん』


クチュクチュピチャ…


呆気なく舌が入り込み
熱く絡んでくる


チュパ…

唇が離れると春樹はニッと笑った



「ここ触ってほしいみたいだね…
こんなに硬くなってる…」


そう言って心の胸の突起を
指で転がしだす



『やっ…！やだ…やめて、九条くっ…んあ！』


「なんで？もうグショグショじゃん…
期待してたんじゃないの？」


いきなり指が差し込まれ
蜜が溢れている音が響く


や…だ……
なんでっ…


「して欲しかったなら早く言いなよ…」


『ちがっ…はぁ、ん…あっあぁ！』


グチュッグプックチュッ


激しく中を掻き乱され
心は脚の力が抜ける…


座り込みそうになる心を支え
机に横たわらせる


脚が開かれ春樹は顔を埋めた…