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第12章 囚われたうさぎちゃん

ピチャ…ジュル…


『やぁ！んっ…ふぅ…ん』



抵抗する力もなくなり、
心は快感から逃れようと自分の手の甲を噛み
必死に耐える…


『う…ひっく…ふぇ…
彰斗…くん……』



「っ…！どうして…
俺を見ろ……り…」


『え…』


今…


ー瑠璃…ー



「どこへも行くなっ……」


するとカチャカチャと音が聞こえ
心の蜜穴に硬く熱いものが当たった…


『っ…！！や、やめっ…
お願い！九条くん、やめて！』



ジタバタと暴れる心を
押さえつけ見下ろす春樹



グッ


『あっ…！
やだぁ！やめてぇえ！』



彰斗くんっ！！

心はギュッと目を瞑った…