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かわいい狼くん
第2章 ライバル
あれ?
柊くん彰斗くんの事知ってるのかな?



『彰斗くん、柊くんと知り合い?』


「ん〜知らないよ?」



確かに、彰斗くんは日本に知り合いはいないよね…



「いや、気のせいだ…なんでもねぇ」


「なに柊、寝ぼけてんじゃないのー?」



沙羅が笑いながら言うと、柊はうっせーと言って歩き出した



『あ!柊くん、これ借りてた本!
ありがとぉ!すごくおもしろかったよ〜』



「お、おう///これ、続きが出たから買ったんだよ。
よかったら…読むか?」


『え!いいの?!柊くんありがとぉー!』


心が笑顔でそういうと、頭を掻いて照れ臭そうにしていた柊




そんな彼の様子を、ふ〜ん。と横目でみる彰斗
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