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かわいい狼くん
第2章 ライバル
彰斗side


その頃彰斗は教室で自己紹介を終え、
沙羅の言う通りキャーキャーと声のする中心にいた…


彰斗くーん、こっち向いてー///


一緒に写真撮ってー///


キャーかっこいいー///



はぁ…
うるせーな。



心の中でそう呟きながら笑顔で返す


授業が始まり、やっと静かになる


彰斗は授業を受けながら朝の心を思い出していた…


心の制服…まじ可愛すぎっ…///
にやけてしまう顔を隠すために先に外へ出た彰斗


気付いてないよな…
あんなカッコ悪りぃ顔みせらんねー///





それより…あの立花 柊ってやつ…
あいつ明らかに心の事好きだな。


まぁ、心は気付いてねーけど…


ふっと余裕の笑みを浮かべる彰斗だった


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