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かわいい狼くん
第16章 幼い記憶


しばらく歩き
目的の公園に辿り着いた2人は
目を輝かせる


「わぁ!アル!
遊具がいっぱいあるよー!」


アル達がいつも遊ぶ公園よりも
少し大きめのその公園は
たくさんの遊具が並んでいた



「僕滑り台するー!」


はしゃぎながら滑り台の方へ向かっていく彰斗
その後ろを、はいはい。と着いて行くアル


彰斗が階段を登ろうとすると
ドンっ!と誰かに押された


「いたっ…!」


尻もちを着いた彰斗が顔を上げると
少し体が大きめな男の子と
その周りにひょろっこい男の子達が立っていた


まさにガキ大将と呼ぶにふさわしい
その男の子は彰斗を上から睨みつけた



ビクっ…

彰斗は怖くて尻もちを着いたまま
固まっていた


「彰斗?どうしたの?」


追いついたアルが
すぐ後ろから声をかける


「あ…アル……」


彰斗は即座に立ち上がり
アルの後ろに隠れる


「…滑り台したいんだけど、
そこ…どいてくれないかな?」


アルはガキ大将に言った


「ダメに決まってんだろ!
ここは俺たちの滑り台だ!」


「…そう。
じゃあ彰斗、ブランコにしよう?」


「…うん。」


するとガキ大将の周りにいた男の子達が
ブランコや他の遊具の前に立つ


「ここは俺たちの公園だ!
お前達は別の公園に行け!」



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