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かわいい狼くん
第16章 幼い記憶


「あら!心すごいじゃない!
上手にできたわねー!」



心と呼ばれた女の子は
えへへと照れ笑いをした


するとこっちを見ていた男の子達に気付く


『…こんにちは〜!』


「この子は私の娘で心っていうの、
僕たち、お名前は?」


「アルです」


「僕は、あきと……」





「アルくんにあきとくんね!
仲良くしてあげてね」


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