この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
かわいい狼くん
第16章 幼い記憶



「こ、ココちゃん!」


『なぁに?』


ギュっと手を握り俯いたままの彰斗の顔を
首を傾げて覗き込む


するとバッと顔を上げると
心の手を握る



彰斗の顔は真っ赤だった


『あきちゃん?』


「ココちゃん!
大きくなったら、僕とけっこんしよっ…?」


『けっこん…?』


いきなりの言葉に
キョトンとする心


すると今まで黙って見ていたアルが
心のもう片方の手を握る


「だーめ。
心は僕とけっこんするんだよ…ね?」


優しく微笑みながら言ったアルに
彰斗は大きく口を開く


「だ、ダメだよ!
僕が先に言ったんだから!」


「そんなの関係ないんだよ?」


手を握ったまま言い合う2人に
心は困ったように笑う


『あの、けっこんって…なぁに?』


「「え…」」



その瞬間、2人は心の方を見て固まった


/226ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ