この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
かわいい狼くん
第6章 意地悪な狼くん
『あれ、沙羅ちゃん?』
「遊びに来たよーん♪」
「てか、沙羅さん…
その荷物は…?」
沙羅の手には大きなバッグがあった
嫌な予感を感じながらも
尋ねる彰斗
「明日から連休じゃん?
お泊まりセットー♡」
「……お泊まり…セッ…ト?」
彰斗は固まり、
柊の手にも大きな荷物があることに気付く…
「まさか…」
『柊くんも、お泊まりしに…?』
「ちがっ…///や、違わねーけど…
沙羅に無理矢理連れてこられたんだよっ///」
「無理矢理…?じゃあ、立花さんは
無理せずお帰りください?」
ニコッと笑いながら言う彰斗に
柊は上から見下ろす
「あ?なんだ、てめっ…」
ピリピリとした2人を沙羅が止める
「ほら、ジャレてないで
リビング行くわよ!
心、ほっといて行こ〜」
『あ…う、うん』
彰斗くんと柊くん…
仲悪いのかな…
よし!
頑張って仲良しになってもらおう!
心は1人はりきっていた