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かわいい狼くん
第6章 意地悪な狼くん
映画が終わり、ぐったりする心
「よしっ寝るかー♪
私、心の部屋行こー」
「俺、ここで寝るわ」
「彰斗くんと寝ればいいじゃん?」
「「ぜってーヤダ」」
沙羅の言葉に即答する2人に
苦笑いする沙羅
その隣で心は、心配そうに2人を見ていた…
そしてそれぞれ部屋に戻る
柊はソファで寝転び天井を見上げる…
彰斗の言葉で頭がいっぱいだった
"もう俺のだから…"
「くそっ…なんなんだよあいつ」
ふと横に目を向けると
心の携帯があった…
あ、忘れたのか。
「届けてやっか…」
起き上がった柊は
心の部屋へと向かった