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かわいい狼くん
第7章 焦る気持ち
彰斗くんが名前で呼んでくれてる…///
頬に手を当てて遠くを見つめる愛菜
「愛菜?…どうかした?」
「へっ…?!あ、だだだっ…大丈夫///」
「クス…ならいいけど」
それから2人は飲み物を買い、
新と亜里沙を待っていた…
「あの2人遅くない?」
「あ、ほんとだね~」
「俺電話してみるよ!」
彰斗が新に電話をかけると
すぐに繋がった…
「新、お前どこ居んの?」
〈あ~わり、今ファミレスなんだよ〉
「…は?なんでだよ」
〈いや、愛菜ちゃんと2人のが楽しいだろ?
じゃ、そうゆうことだ!〉
「なっ…おまっ…」
〈プープープー…〉
切りやがった…
愛菜と2人のが楽しいって…
あいつら…完全に勘違いしてんな
はぁ…
溜め息をついて携帯を見つめていると
愛菜が心配そうに近寄って来た
「彰斗くん…?亜里沙達は…」
「なんか先帰ったらしいよ?」
「えー?!」
てことはっ…
彰斗くんと2人でデート///
「仕方ないし、帰ろっか…」
「うん!…え、え?!」
「ん?どうかした?」
せっかく2人になれたのに…
もう帰っちゃうの…?
「あ!彰斗くん、
この近くにあるショッピングセンター
…行かない?///」
やだっ私…!
大胆すぎたかなっ…
「あ、やっぱりなんでもなっ…」
「いいよ?」
「へ…」
「行こ?ショッピングセンター」
優しく微笑む彰斗…
愛菜は真っ赤になりながら頷く
それから2人は
歩いてショッピングセンターへ向かった…