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かわいい狼くん
第7章 焦る気持ち
心は鍵を閉めて布団に潜る
するとドアをノックする
音がした…
「心…ごめん…話聞いて?」
『……。』
やだよっ…他の子と居た話なんて
聞きたくないよ…
心はギュッと眼を瞑る
心の返事がないまま…
彰斗は今日の出来事を全て話した
「ごめんね…
友達にはめられたなんて…
言い訳にしか聞こえないよね。
でも、俺が好きなのは心だけだよ」
『っ…///』
「今日の事は…
ちゃんと断らなかった俺が悪い…。
だけど、信じて…心」
もちろん信じてる…
彰斗くんはただ優しいだけ…
わかってるのにっ…
素直になれない程にあなたが好き…