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籠の中の少女
第1章 佐伯と小夜香
※ ※ ※
小夜香の意識は朦朧としていた。かといって今どういう状況なのかが把握できないような朦朧さではない。何をされているのかははっきりしている。
また、尻に激痛が走った。
もう何度目なのか、全く覚えていない。
そもそも、数える気もない。
ご主人様から自分のしたことでお仕置きをお受けしているのだから……。
まだ若い、桃のようにほどよく丸く垂れずにツンと上を向いた小夜香の美しい尻は、何度も振り下ろされるバラ鞭による赤い筋で埋め尽くされていた。筋というより、全ては合わさって赤く塗りつぶされたようになっている。
その小夜香の尻の真ん中には低くうなるような振動音を発し続けている二つのバイブレータが埋まっていた。一つは膣に。もう一つはアナルに。二つのバイブレータは抜けないよう縄でしっかり固定され、その縄は全裸の小夜香を締め付けている亀甲縛りの縄に固く結び付けられている。
小夜香は、四つん這いでスツールを抱えさせられたまま腕を縛られ、尻を上に突き出した格好で脚を閉じられないよう左右各々の足首をゴルフクラブの両端に縄でしっかりと固定されていた。