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うちの執事は完璧です
第3章 お相手選び....?
「おはようございます。お嬢様。」


爽やかな朝に心地よいテノールの声が響く。


「おはよう....。」


私にとってはいろいろな意味で頭の痛い朝だ。


「千弦様....。くまがひどいですね。眠れませんでしたか?」

(眠れるわけないじゃない...。)

「そうね...。ものすごく眠いわ。」

「それではフェイスマッサージを致しましょう。くまだけでも目立たなくなるように。」

「お願いするわ。」


翔はものの5分でベットにフェイスマッサージの用意を整えた。私はその間ずっとうとうとしていた。


「失礼致します。」


翔の手が私の顔に触れる。

顎から頬へ。頬から額へ。額から目周辺へ。

翔の手の温もりと優しい指使いが私を眠りの世界へと誘う。


「クスッ....起こしますから、どうぞお眠りになられてください。」


笑われた....。そんなにひどい顔だっただろうか。

そう思いながら眠りの世界へ墜ちて行った。



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