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主な君に逆らえない
第1章 こういうことってありますよね?
制服を着なおした私を見てかれが自分のネクタイを外しました
心臓がどくんっと思いっきり跳ねたので、 私の心臓なのに私の心臓では無いような驚きを覚えました
そのくらい大きな体全体に響く音だったのです
ネクタイを外した彼にまさに瞳を奪われていました
直視して彼の動きがゆっくりと見えます
ネクタイが彼の歩く速度の風速で揺れます
連れてこられた時の燕尾服の様な制服の揺らめきを思い出しました
彼が近づく度に心臓が大きく跳ねるので耳まで敏感にその音を捉えます
私の首へふっとネクタイを掛けるとネクタイを締めてきます
少し緩めに留められたネクタイですが、私の瞳は近づく彼の顔に釘付けです
ふわっと頬にあたる彼の髪がくすぐったく指が少し動きました
「外すなよ」
キョトンと突然言われた言葉を理解することすら今の私には出来ないようです
心臓がどくんっと思いっきり跳ねたので、 私の心臓なのに私の心臓では無いような驚きを覚えました
そのくらい大きな体全体に響く音だったのです
ネクタイを外した彼にまさに瞳を奪われていました
直視して彼の動きがゆっくりと見えます
ネクタイが彼の歩く速度の風速で揺れます
連れてこられた時の燕尾服の様な制服の揺らめきを思い出しました
彼が近づく度に心臓が大きく跳ねるので耳まで敏感にその音を捉えます
私の首へふっとネクタイを掛けるとネクタイを締めてきます
少し緩めに留められたネクタイですが、私の瞳は近づく彼の顔に釘付けです
ふわっと頬にあたる彼の髪がくすぐったく指が少し動きました
「外すなよ」
キョトンと突然言われた言葉を理解することすら今の私には出来ないようです