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主な君に逆らえない
第6章 title 切ない渇望
「何でって・・・助けに来てくれたのではないのですか?」
この状況を一体どう受け止めているのですか?
「いや、取引にきたんだけど?・・えっとそこの常磐だったっけ?・・あんたさぁ・・今のその状況・・やばいって自覚とそれに伴う覚悟は十分わかってんだろ?わかってて当然だよな?」
急に凄みのある声が部屋に響きます
取引?・・私のこの状況を差し置いて
取引ですか?・・・
「・・・君は?」
「名乗らせんじゃねーか・・比奈菱 透矢・・こういえば察しはつくか?・・・常磐の開発中の製薬を含めて権利の半分を家が貰う。あんたには差し出す義務と賠償責任がある。
咲を抱けたんだ・・寧ろ安いくらいだろ?」
「・・馬鹿な・・そんなこと・・」
「事の詳細を明るみに出したいのかよ?・・俺はべつにそれでもいいよ。そしたらあんたのとこの暴落株すべて買収。寧ろうちとしてはその方が利益が高くて嬉しいけど?」
「くっ・・一体・・なんで・・」
悪戯な勝ち誇る透矢のあの笑顔が目に浮かびます
「仕組まれてるから・・でしよ?」
「!?」
「チャンスをわざと与えられた・・とは思わなかった・・だろ? 」
「そんな・・じゃあ・・」
「この席はお前如きの企業が出られる場所じゃないだろ?」
「あのこも・・?」
「あやめは遠縁の親戚」
「そんなぁ・・」
「あー、あとあいつ怒ってたよ。くくっ。大人しい顔してるけどかなり根に持つから気をつけてね。」
「・・・」
打ちひしがれてる彼も何だか可哀想になります
「そう言えばお楽しみにだったんでしょ?どうぞ続きする?」
透矢の信じられない提案に私が打ちひしがれてしまいます
意気消沈の常磐さんは私から離れると床に座りこんでしまいました
「咲様・・・ごめんなさい・・」
消え入りそうな声でポツリと呟くと項垂れてしまいました
この状況を一体どう受け止めているのですか?
「いや、取引にきたんだけど?・・えっとそこの常磐だったっけ?・・あんたさぁ・・今のその状況・・やばいって自覚とそれに伴う覚悟は十分わかってんだろ?わかってて当然だよな?」
急に凄みのある声が部屋に響きます
取引?・・私のこの状況を差し置いて
取引ですか?・・・
「・・・君は?」
「名乗らせんじゃねーか・・比奈菱 透矢・・こういえば察しはつくか?・・・常磐の開発中の製薬を含めて権利の半分を家が貰う。あんたには差し出す義務と賠償責任がある。
咲を抱けたんだ・・寧ろ安いくらいだろ?」
「・・馬鹿な・・そんなこと・・」
「事の詳細を明るみに出したいのかよ?・・俺はべつにそれでもいいよ。そしたらあんたのとこの暴落株すべて買収。寧ろうちとしてはその方が利益が高くて嬉しいけど?」
「くっ・・一体・・なんで・・」
悪戯な勝ち誇る透矢のあの笑顔が目に浮かびます
「仕組まれてるから・・でしよ?」
「!?」
「チャンスをわざと与えられた・・とは思わなかった・・だろ? 」
「そんな・・じゃあ・・」
「この席はお前如きの企業が出られる場所じゃないだろ?」
「あのこも・・?」
「あやめは遠縁の親戚」
「そんなぁ・・」
「あー、あとあいつ怒ってたよ。くくっ。大人しい顔してるけどかなり根に持つから気をつけてね。」
「・・・」
打ちひしがれてる彼も何だか可哀想になります
「そう言えばお楽しみにだったんでしょ?どうぞ続きする?」
透矢の信じられない提案に私が打ちひしがれてしまいます
意気消沈の常磐さんは私から離れると床に座りこんでしまいました
「咲様・・・ごめんなさい・・」
消え入りそうな声でポツリと呟くと項垂れてしまいました