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主な君に逆らえない
第2章 全て初めてなんです
不意に体が離され、わたくしの身体の熱が少し下がったように感じました
うっとりと閉じていた目を開いてみますと、彼があの意地悪そのものの顔で私を見下ろしています
「さぁお嬢様。次はどうしますか?もう随分あったまったかな?体調のいいお嬢様は講義に今からでも出たいかな?」
ああ、なんて意地悪なんでしょう
こんなにも私を掻き乱したまま今度は突き放そうとされるのですから・・・
引き返すのはまさに今しかない
そんなわかり切った事が言えない情けない私をどうか許していただけますか?
彼の意地悪な問いかけをそうだと肯定して、突っぱねる強さが無い私を・・・
そんなことを承認することがないと分かりきってる彼にギャフンと言わせたいのに
どうしても出来ない私が歯痒い
何もかも彼の思い通りになってしまって悔しくて涙が滲んできてしまいます
うっとりと閉じていた目を開いてみますと、彼があの意地悪そのものの顔で私を見下ろしています
「さぁお嬢様。次はどうしますか?もう随分あったまったかな?体調のいいお嬢様は講義に今からでも出たいかな?」
ああ、なんて意地悪なんでしょう
こんなにも私を掻き乱したまま今度は突き放そうとされるのですから・・・
引き返すのはまさに今しかない
そんなわかり切った事が言えない情けない私をどうか許していただけますか?
彼の意地悪な問いかけをそうだと肯定して、突っぱねる強さが無い私を・・・
そんなことを承認することがないと分かりきってる彼にギャフンと言わせたいのに
どうしても出来ない私が歯痒い
何もかも彼の思い通りになってしまって悔しくて涙が滲んできてしまいます