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主な君に逆らえない
第3章 甘いのはお好きですか?
なんとしてよいのやら・・思考が回らずに、困惑顔の橋本を見るしかできません
橋本に助けを求めるべきなのかも知れませんが、何だかそれが出来ないでいるのです
スーツに身を包んだ彼はとても同い年には見えず、私に着せられたドレスも私には似合ってないデザインです
裸足のままの私を彼はどうしようというのでしょうか?
玄関ホールを颯爽と抜け、出掛けようとしたお母様とすれ違いました
「咲!?」
驚くのも無理はないでしょう
「おや、天璃矢さんの奥様・・いや、お母様・・かな?」
「ま・・まぁ・・」
お母様?・・なぜ頬を染めていらっしゃいますの!?
異様な光景を目の当たりにしている事を無かった事のように、照れて身なりを整えるお母様は、にこやかに私達を見送ってきました
「では、お嬢様をお預かりしますね」
学園で見せた柔和な笑顔をお母様に向けると、私をそのまま停めてあった車の中へと入れてしまいました
一連のやり取りを見ていた橋本は納得行かない顔を見せるも、恭しく頭を下げて見送ってくれました
橋本に助けを求めるべきなのかも知れませんが、何だかそれが出来ないでいるのです
スーツに身を包んだ彼はとても同い年には見えず、私に着せられたドレスも私には似合ってないデザインです
裸足のままの私を彼はどうしようというのでしょうか?
玄関ホールを颯爽と抜け、出掛けようとしたお母様とすれ違いました
「咲!?」
驚くのも無理はないでしょう
「おや、天璃矢さんの奥様・・いや、お母様・・かな?」
「ま・・まぁ・・」
お母様?・・なぜ頬を染めていらっしゃいますの!?
異様な光景を目の当たりにしている事を無かった事のように、照れて身なりを整えるお母様は、にこやかに私達を見送ってきました
「では、お嬢様をお預かりしますね」
学園で見せた柔和な笑顔をお母様に向けると、私をそのまま停めてあった車の中へと入れてしまいました
一連のやり取りを見ていた橋本は納得行かない顔を見せるも、恭しく頭を下げて見送ってくれました