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主な君に逆らえない
第3章 甘いのはお好きですか?
茜色に色づく海を黙って彼の腕の中で見つめていました
「寒くない?」
どこまで優しく接してくれるのでしょう?
私・・もう・・・惹きつけられたまま囚われてしまった蝶の気分です
きっとジワジワ食されるを待つだけ
そういう危険な彼と分かっているのに・・
透明に張り巡らされた無数の罠にかかってしまって・・
最後には彼の毒が全身を支配して身動きすらできない
そんな絵ができあがってしまっています
それなのに・・愚かな私の心は・・身体は・・
すでに彼に侵されてしまっていました
「ちっとも寒くないです・・」
彼に向けてしまう笑顔
もう嘘くさくはないでしょ?
「咲・・その笑顔・・いい」
きゅうぅんと心を締め付け、甘いものが口の中に広がった感触
私の欲しいモノを与えてくれるこの時間
ずっと続いて欲しい・・・
「寒くない?」
どこまで優しく接してくれるのでしょう?
私・・もう・・・惹きつけられたまま囚われてしまった蝶の気分です
きっとジワジワ食されるを待つだけ
そういう危険な彼と分かっているのに・・
透明に張り巡らされた無数の罠にかかってしまって・・
最後には彼の毒が全身を支配して身動きすらできない
そんな絵ができあがってしまっています
それなのに・・愚かな私の心は・・身体は・・
すでに彼に侵されてしまっていました
「ちっとも寒くないです・・」
彼に向けてしまう笑顔
もう嘘くさくはないでしょ?
「咲・・その笑顔・・いい」
きゅうぅんと心を締め付け、甘いものが口の中に広がった感触
私の欲しいモノを与えてくれるこの時間
ずっと続いて欲しい・・・