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続・疼く…(2)主と麻以
第12章 戸惑い
主が帰って来たのは、もう、日が変わる少し前だった。
『旦那様、お帰りなさいませ。』
『麻以は?麻以は一緒なのか?』
『はい、旦那様。しかし、お会いになるのは明日のほうが良いかと存じます。』
『そうだな…麻以は部屋か?』
『いえ、ここにはおりません。明日、こちらへお連れします。』
『そうか、いないのか…』
『では、明日』
……………………………
『麻以さん、旦那様に愛情は、もうなくなってしまったの?』
『わからないわ…ただ怖いのよ…信じることも、ふたりで居ることも…』
『でも、私、もうこの身体は変えられないかもしれない。だからといって、御主人様以外の主を求める気持ちにもなれない……。きっと、この身体を持て余して、私はボロボロになるわ…』
『麻以さん、休みましょう。葵がついてるわ、大丈夫よ。葵は、信頼できるでしょう?』
『えぇ、真紀さん。』
『おやすみなさい、麻以さん』
麻以は、疲れていた。真紀がそばに居てくれて、安堵して深い眠りについた。
『旦那様、お帰りなさいませ。』
『麻以は?麻以は一緒なのか?』
『はい、旦那様。しかし、お会いになるのは明日のほうが良いかと存じます。』
『そうだな…麻以は部屋か?』
『いえ、ここにはおりません。明日、こちらへお連れします。』
『そうか、いないのか…』
『では、明日』
……………………………
『麻以さん、旦那様に愛情は、もうなくなってしまったの?』
『わからないわ…ただ怖いのよ…信じることも、ふたりで居ることも…』
『でも、私、もうこの身体は変えられないかもしれない。だからといって、御主人様以外の主を求める気持ちにもなれない……。きっと、この身体を持て余して、私はボロボロになるわ…』
『麻以さん、休みましょう。葵がついてるわ、大丈夫よ。葵は、信頼できるでしょう?』
『えぇ、真紀さん。』
『おやすみなさい、麻以さん』
麻以は、疲れていた。真紀がそばに居てくれて、安堵して深い眠りについた。