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続・疼く…(2)主と麻以
第12章 戸惑い
『葵氏?これから行きます。あ、あたしも行きますからね!』
『迎えに来るって。凄いね!お抱え運転手みたい(笑)』
……………………………
『凄い…家…』
あっこは、目を白黒させて唖然といった表情だ。
私もそうだった、初めて来た日。
応接室に通されると、主がいた。
『初めまして、…えぇ、』
『初めまして!佐藤亜希子です!』
『伊東です。さあ、お座りください。』
『麻以から、亜希子さんのことは聞いてました。とても大事なお友達で親友だと。』
『はい!だから、今日はみ…じゃなくて、麻以さんの後見人として、同席させていただきます!』
『元気な方だ。麻以が必要とする気持ち、わかります。』
『私も頼りにしています。』
葵も言った。
『ほら、麻以、ちゃんと言いな。ぐちゃぐちゃいらないんだからさぁ。』
『うん。』
『御主人様。麻以は、この先もずっと御主人様と一緒に居ます!……妻…として。』
『本当か?!麻以、本当なのか?!』
『はい。御主人様』
『ありがとう!ありがとう、麻以!僕の麻以!』
主の涙……初めて見た。
過去に何があったのか、聞くのはよそうと思った。主も悩んだんだ、結婚することに……たぶん過去のいきさつが、たぶん、トラウマ…。
『おめでとうございます!旦那様』
『おめでとうございます!麻以さま』
『やぁだ(笑)葵氏、麻以さまだって!』
『亜希子さん、奥様になられるのですから、もう、麻以さんとは言えませんよ(笑)』
『そっかあ(笑)』
『では、あらためて、伊東さん、金輪際、麻以を泣かせたり、怖がらせたりしないでね!麻以はどこにも行かないから。』
『亜希子さん、約束しますよ。亜希子さん、ありがとう。』
『今日、一緒に食事でもいかがですか?』
『はい!喜んで。でもあたし、これから深雪と遊ぶ約束だから、夜また。あ!今夜はあたしが深雪…じゃなくて、麻以を独占しますよ(ニヤニヤ)』
『えぇ、どうぞ(笑)』
『迎えに来るって。凄いね!お抱え運転手みたい(笑)』
……………………………
『凄い…家…』
あっこは、目を白黒させて唖然といった表情だ。
私もそうだった、初めて来た日。
応接室に通されると、主がいた。
『初めまして、…えぇ、』
『初めまして!佐藤亜希子です!』
『伊東です。さあ、お座りください。』
『麻以から、亜希子さんのことは聞いてました。とても大事なお友達で親友だと。』
『はい!だから、今日はみ…じゃなくて、麻以さんの後見人として、同席させていただきます!』
『元気な方だ。麻以が必要とする気持ち、わかります。』
『私も頼りにしています。』
葵も言った。
『ほら、麻以、ちゃんと言いな。ぐちゃぐちゃいらないんだからさぁ。』
『うん。』
『御主人様。麻以は、この先もずっと御主人様と一緒に居ます!……妻…として。』
『本当か?!麻以、本当なのか?!』
『はい。御主人様』
『ありがとう!ありがとう、麻以!僕の麻以!』
主の涙……初めて見た。
過去に何があったのか、聞くのはよそうと思った。主も悩んだんだ、結婚することに……たぶん過去のいきさつが、たぶん、トラウマ…。
『おめでとうございます!旦那様』
『おめでとうございます!麻以さま』
『やぁだ(笑)葵氏、麻以さまだって!』
『亜希子さん、奥様になられるのですから、もう、麻以さんとは言えませんよ(笑)』
『そっかあ(笑)』
『では、あらためて、伊東さん、金輪際、麻以を泣かせたり、怖がらせたりしないでね!麻以はどこにも行かないから。』
『亜希子さん、約束しますよ。亜希子さん、ありがとう。』
『今日、一緒に食事でもいかがですか?』
『はい!喜んで。でもあたし、これから深雪と遊ぶ約束だから、夜また。あ!今夜はあたしが深雪…じゃなくて、麻以を独占しますよ(ニヤニヤ)』
『えぇ、どうぞ(笑)』