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第16章 クリスマスケーキ

翌日は、いよいよ、二人の愛の証、指輪を買いに行く。


そして、当日。

まず、何から？

お店の方が、

『こちらへ、ご案内いたします。』って？

何か、応接室みたいなとこ？？？

『これはこれは社長。この度は、誠におめでとうございますm(__)m』

『ああ、ありがとう。いいものはあったかな？』

『こちらに取り揃えました。』

まばゆい輝きにめまいがしそう…

恥ずかしながら、高額過ぎて、私は選べなかった……。

婚約指輪は、ダイヤ。
結婚指輪は、プラチナ

ダイヤに合わせて、主のタイピン。

と、ルビーとキャッツ・アイ。

びっくりだよ、御主人様ぁ（泣） 結婚指輪と婚約指輪のほかに、キャッツ・アイリング、ルビーリング。

『まいった……』


『あ！閃いた！』

『ん？』

『ベビーリング！』

『あ、いいかもしれない。』

と、言うことで、プラチナにダイヤを埋め込んだリングを注文した。男女どちらでも合うデザイン。ネックチェーンもつけた。


目がくらむ金額に言葉を失った麻以だったが、充実した時間が過ごせて、最高の幸せを満喫した。