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続・疼く…(2)主と麻以
第22章 露出
部屋に引っ張り戻された。その時の主の力は、麻以に対する憎しみを帯びているように感じ、ほんとに「死にたい!」と思った。

麻以を置き去りにした主より、感じて悶えて失禁して果てる自分を呪った。


風呂へ引っ張られ、束子で傷だらけになるまで洗われた。

激痛が麻以を襲ったはずなのに、あの時の痛みは覚えていない……

まるで、じゃがいもや大根を洗うように「ゴシゴシ」シャワーの水がギャグから口に流れ、むせるのも構わず「ジャージャー」と乱暴にかけられた。


麻以は、いつまでも泣いていた。


鋏で縄を切り、身体からは縄は無くなった。


アイマスクを手に持った主を見て

『いやあーーっ!!やだーーっ!』

と、一生懸命「いやいや」をしたのだが、ギャグのせいで言葉にならない。

もっとも、主には関係ない、間違いなくアイマスクは麻以の視界を奪った。

後ろ手の手錠になり、外へと連れ出された。

『足を開いて立て!動くな!!』

冷ややかな主の声に麻以は凍り付いた……

「ヒュッ!」「ヒュッ!」

鞭だ!!「鞭打ちだ!!」

束子で傷だらけの身体に、気温が下がった外に全裸の麻以が、これから何発受けるかわからない鞭の罰は想像を絶した。

「ビシッ!」

『ぐぐぐっ!!』

「ビシッ!ビシッ!」

『があああーーっ!!』

「ビシッビシッ!」

がくん… 気を失った…

バッシャーン!!

バケツの水が麻以の顔を直撃し、むせ返って気を戻すと、鞭打ちは尻に集中した。


『がーーーっ!』

『ぐわーーっ!!』

『あえー(だめー)!』

『がうぅぅーーっ!!』



静かになった。

『御主人様ぁ…』

『御主人様ぁ…』



木に縛られた……

胸に何か書かれたみたい


「あげます」 と、書かれたらしい。


放置。


真剣に、どうしたら死ねるか考えていた………




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