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続・疼く…(2)主と麻以
第3章 温泉旅行
『いらっしゃいませm(__)m』麻以は正座でお辞儀をして、ご夫妻をお迎えした。
旦那さまは、過去に取り引きをしていた会社の常務取締役で、最近また取り引きを再開されたという。
奥様は、見るからに上品な方で、主の後ろを静かに歩かれるような感じである。
漆塗りの大きな座卓に、お料理が並んで、懇親の宴は始まった。
『麻以』
『はい、御主人様。』
『男同士の仕事の話はつまらんだろう。奥方と露天風呂にでも浸かって来たらどうだ?』
麻以は焦った。
頭の中は、「粗相のないように」と「私、緊縛されてるのよ!」
ぐるぐると駆け巡る…
『さあ、奥様、遠慮せずに(笑)』
『いただきなさい。』
『ぇ、えぇ。では、お言葉に甘えさせていただきますわ。』
『では、奥様、参りましょう。』
(麻以の心臓は破裂しそうだ。奥様お願い、悲鳴をあげないで!)
旦那さまは、過去に取り引きをしていた会社の常務取締役で、最近また取り引きを再開されたという。
奥様は、見るからに上品な方で、主の後ろを静かに歩かれるような感じである。
漆塗りの大きな座卓に、お料理が並んで、懇親の宴は始まった。
『麻以』
『はい、御主人様。』
『男同士の仕事の話はつまらんだろう。奥方と露天風呂にでも浸かって来たらどうだ?』
麻以は焦った。
頭の中は、「粗相のないように」と「私、緊縛されてるのよ!」
ぐるぐると駆け巡る…
『さあ、奥様、遠慮せずに(笑)』
『いただきなさい。』
『ぇ、えぇ。では、お言葉に甘えさせていただきますわ。』
『では、奥様、参りましょう。』
(麻以の心臓は破裂しそうだ。奥様お願い、悲鳴をあげないで!)