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第7章 夏調教…放置

嫌いだしー！！

取り残された感、

忘れられるのではないかと思う恐怖感、

さみしさ、

だから、放置は嫌い、大っ嫌い！…なのに…


『麻以ー、出かけるよ』

『行ってらっしゃいませ…』

『麻以、朝は爽やかに、ね！今日は早く帰るよ（笑）』


麻以は、お風呂の中でも、あの、早朝の主の言葉を思い出していた。

麻以は、ほんとに、放置が苦手、恐怖すら抱いている。
多くの男達にわまされても
バイブ、電マ責めされても
起き上がれないほどスパンキングや鞭を受けても
大丈夫な麻以が

それほど、苦手だ……それほど、嫌い。


……………………………


『麻以ー、ただいまぁ』

『？？？』

『旦那様、お帰りなさいませ』

『葵、麻以はどうした？ぴょんぴょん走って来て迎えてくれる麻以は？』

『あの……』

『おぅ！真紀、麻以を知らないか？』

『お帰りなさいませ。…お部屋から、今日は一度も…ご飯も手付かずで…何かあったのですか？旦那様と。』

『そうか…』

『葵、真紀、すまないが、用意した夕食、君達が食べてくれ。私は麻以と出かける。』

『でも…』

『大丈夫だよ（笑）』




トントン…

『麻以？』