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続・疼く…(2)主と麻以
第7章 夏調教…放置
数日後のことだった。

夕方、主から、真紀に電話があり、主は寄り道をして帰るから、………と。


『麻以さん、よく聞いて。麻以さんは、旦那様がお帰りになるまで、調教部屋の檻に入っていなければならないわ。』

『真紀さんは?』

『私?麻以さんを檻に入れたら、裏口を開錠して、あとはしっかり施錠して帰るわ。旦那様のご命令だから。』

『そんなぁ……』

『だから、さあ、入って。』

調教部屋の首輪は、太く、重い。それだけでも絶望感に襲われる…

檻を施錠し、首輪の鎖をおりに繋いで、南京錠がかけられた…

『麻以さん、正座して待っているのよ。旦那様が出してくださるまで、トイレもないわ、我慢なさってね。』

『真紀さん、せめて、裏も鍵を…』

大丈夫。誰か侵入してきてもセキュリティは万全だから。

そう言って、真紀は帰っていった…

調教部屋には隠し窓、マジックミラーしかなく、空調は天井だ。扉が閉まり、麻以は暗闇に放置された……



『怖い……御主人様ぁ早く帰って来て……』





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