この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
♡♡年下Lovers
第2章 TWO
「…その顔どうにかしろよ」
「……うるせえ」
「やっと遠距離中の彼女に会えるからってさ、顔出しすぎ。」
「悪かったって」
干場(ホシバ)ことホシが隣で話してるのも耳に入らないくらい俺の頭のことは今日の予定でいっぱいだった。
このゼミが終われば玄関前に積んだ荷物を取りに帰って、新幹線で優の所まで直行する。
「お前最近は不機嫌だし、めっちゃ付き合い悪かったし」
「ホシ、お前就職できんのか」
「時の流れに身を任せるまでだよ」
「…大丈夫かよ」
優に会えない寂しさから、一時期俺は本当に人が変わったって言われるほど変わった。
でも、今はホシのおかげで元気に大学も来れたし、こうやって笑える。