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♡♡年下Lovers
第2章 TWO
「…ありがとな、ホシ」
「じゃあ、今日帰りラーメンおごって」
「…また今度な」
適当に生きてるように思えるけど、俺にとってはホシも必要な存在なんだな。
そんなこと本人に言うなんてキモイから一生しないけど。
「…良かったな」
「あぁ、長かった」
「まだ4ヶ月たってないって」
「フンッ、ホシも分かるときが来るって、会いたくても会えないこの寂しさ…?」
週末に電話で聞く声だけでは足りなかった。耐えられなかった。
触れたい。キスしたい。抱きたい。
時には、優は夢にも出てきて俺を翻弄する。
寂しさ、悲しみが俺を追い込んで限界を超えた時は、優を傷つけそうになった。
ここに、俺の隣に縛り付けてどこにも行けないようにしたい。
もう大学も辞めて帰ってこいって意識してなければ、ポロッと零れてもおかしくなかった。