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♡♡年下Lovers
第2章 TWO
「優、こっち向いて…」
優に顔を上げさせて、キスをする。でも、俺のに添えられたら手をまだ離そうとしなかった。
「誰にこんなこと教わった?」
「…怒ってる?」
「……ううん、でも、そんなことに頑張らなくていいのに…っ」
優の手を離そうとすると、優は俺の手を掴んで頬に移動させた。優は添えていた手を動かし始めた。
「友達がね、もちろん女の子だけど、…遠距離なのに、年上と付き合うのは難しいって…大人は、もっと大人っぽい…エッチな人が好きって…」
「…ちょっ、優…?」
「でも、私、一回しかしたことないし…そんなんじゃ飽きられるって言われて…色んなこと教えてもらっちゃった…」
「…飽きるとか…そんなことないんだけど?」
「…私、胸ちっちゃいから…挟めないよ?」
「関係ない、優がいい…」
俺はきっと思ってるほど大人でもない。
気付いて、優?
優がいなくなった日から今日まで、どんな女が俺の前にいても、優しか心を掴めなかった。それは、これからも変わらないんだよ。