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羽のある生物・羽の無い女
第5章 発見
ワタシは、コーフンしたよ。
やりたい、やりたいと思った。
それでマユのまわりを、慎重に調べたよ。
本当にこれでいいのか、確認したかったんだ。
マユにはところどころ、隙間ができていた。
そこから覗いたら、中にそいつがいるのが、見えたんだ。
ワタシより色がうんと濃くて、黄金色のカラダだった。
形は、ワタシとは全然ちがう。
小さめで羽がなくて、手が大きい。
でも、すぐわかった。
この『黄金色のやつ』で、まちがいない。
向こうもワタシに気がついて、確認しているみたいだった。
ドキドキしたよ。
しばらく、にらみあっていたんだ。
突然マユがばっと開いた。
逃げるヒマもなく、ワタシは中にひきずりこまれていた。
やりたい、やりたいと思った。
それでマユのまわりを、慎重に調べたよ。
本当にこれでいいのか、確認したかったんだ。
マユにはところどころ、隙間ができていた。
そこから覗いたら、中にそいつがいるのが、見えたんだ。
ワタシより色がうんと濃くて、黄金色のカラダだった。
形は、ワタシとは全然ちがう。
小さめで羽がなくて、手が大きい。
でも、すぐわかった。
この『黄金色のやつ』で、まちがいない。
向こうもワタシに気がついて、確認しているみたいだった。
ドキドキしたよ。
しばらく、にらみあっていたんだ。
突然マユがばっと開いた。
逃げるヒマもなく、ワタシは中にひきずりこまれていた。