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~散花~
第8章  摩羅

「すごい! すごいわ呂栢。よくやったわね」

呂栢に駆け寄りはしゃぐ玲利を、玉蘭は物珍しく眺めていた。

「さっそく見せてね」

「これくらいでいかがでしょう」

桐箱に手を伸ばそうとした玲利の目の前に、呂栢は指を三本立てた。

一瞬、面喰らったが玲利はすぐに含み笑いを浮かべる。

「まったく抜け目ないわね。でもその値打ちは充分すぎるほどにあるわ」

厨子の抽斗から取り出した銀貨を5枚、呂栢に手渡した。



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