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~散花~
第10章  ご検分

「太監、参れ」

すぐさま、老齢の内官が皇太后の身許へ侍った。

呂栢にも充分すぎるほど貫禄があると玉蘭は感じていたが、この太監と呼ばれた内官は別格だった。

鋭い眼光と不気味な存在感は皇太后の御前でも色褪せない。

「まずは門の締まりを調べよ」

皇太后が命じた。

(何をされるの?)と玉蘭が思う間もなく、

ズボッ――

太監の指が二本、無造作に突っ込まれた。




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