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~散花~
第13章 房中術
「いやん…!」
唐突にガシッと尻たぶを鷲掴みにされ、玉蘭は悲鳴をあげた。
振り向くと、老師が目をギラギラさせて見下ろしていた。
「こうして腰を大きく回すのですぞ。ゆっくり五拍で右回り。左へもゆっくり五拍で……」
「あ…あぁ…ん…」
むりやり腰を動かされ、淫らな呻きが止まらない。
内壁のいたるところが掻き回される。
「はぁ…んっ…はぁ…んっ…」
息があがる。
(こんなの…絶対にイヤ…)
目を閉じ、唇をかむ。
(こんなに無理矢理…絶対にイヤ…絶対に…)
イヤ…なはずなのに――
尻を揉みしだかれ、腰を回され、意識が渾沌とするうち、
玉蘭は、いつしかその蠢動に身をゆだねていた。
病みつきになっていた。