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~散花~
第13章  房中術

ごくり――


玉蘭は思わず唾を呑み込んだ。その途端、がばっ!と女官が顔を上げた。

「ちょっと、あなた!」

籬越しに女官と目が合い、玉蘭は咄嗟に後退さる。それを女官が鋭く呼び止めた。

「そこにいるのでしょう!? あなた、ちょっとこっちへ来て!」

玉蘭はおそるおそる歩み寄った。

「ねぇ…お願いよ…」

女官が瞳を潤ませる。

(縄をほどいてくれとでも言うのだろうか)

「お願いだから…もっと…」

「はい?」

「もっと奥まで…」

「……?」

「奥まで突っ込んで」



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