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~散花~
第28章  波紋2

「何を仰いますか皇太后さま。まだまだお若くお美しゅうございますのに」

「四十路も五年の媼をつかまえ何を言う。追従などいらぬわ」

ふんっ、と皇太后は鼻を鳴らした。

侍医は少しも動じない。

「おいたわしい…皇太后さま。そこまでお気に病むほどでしたら、これをお試しあそばしますか」

そう言うと、蒔絵の薬入れから陶の小坩を取り出した。

「なんじゃ、それは」

皇太后が身を乗りだす。



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