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~散花~
第32章  朝見

添水の水面が朝日をキラキラ反射している。

玉蘭は目眩がするほど緊張していた。

朝見の儀――

すべての后妃は毎朝、皇太后のご機嫌伺いのため青龍殿へ参集することになっている。

昨日入内したばかりの玉蘭にとっては初めての後宮儀式。

そして、半月ぶりとなる皇太后との対面……。

皇太后の御前で平常心を保てるだろうか。

今だに、あの日の屈辱的な仕置きのことを思い出すと脂汗が出るのだ。

そんな玉蘭の懊悩もつゆ知らず、青龍殿への先導を買って出た女官は満面の愛想笑いで玉蘭を振り返った。





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