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~散花~
第34章  余韻

(ついに来た…)

この日のために宮廷へ入り、お妃教育に励み、あらゆる屈辱を耐えてきたのだ。

感きわまって、鼻の奥がつんと痛くなった。

「つきましては、お支度をご奉仕申し上げますゆえ、これより私共と鳳凰殿へお越し願えますか」

有無を言わさぬ口調で女官が迫る。

玉蘭は加蓮を見やった。

加蓮は静かに頷いた。

「ではこちらへ…」

女官に囲まれ、玉蘭は南殿をあとにした。

側妃の羨ましそうな視線に見送られながら……。



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