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~散花~
第4章 禊
「呂栢、お願い」
玲利が指示すると、呂栢は檜造りの寝椅子を庭の中央に引きずり出した。
「きゃっ…」
玉蘭が小さく悲鳴をあげる。
玲利が玉蘭の内衣の裾をいっきに捲りあげたのだ。
「あら、あなた。まだ下着を巻いているの?」
下半身の白布を見て、玲利は眉根を寄せた。
「明日から、もう下着は巻かなくてけっこうよ」
そう告げるなり、有無を言わさず、するすると玉蘭の下着を解きはじめた。
玉蘭が抗う暇もなかった。
あっという間に、前も後ろもすべてが丸出しになった。