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~散花~
第46章  夜更けに

「あらま…」

寝所の南廂に現れた男の姿に、玲利はぽかんと目を瞠いた。

「もしかして、玉蘭の言っていた“会ってほしい人”というのは、あなただったのね」

男もまた玲利の顔を認めると目を剥き、それから、ばつが悪そうに前髪を掻き上げた。

「~~~~あぁ…そっちこそな…」

加蓮がきょとんと二人の顔を見比べる。

「お二方は、お知り合いでございましたか」

「いや…」「いえ…」

ふたりの声が重なった。





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