この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
~散花~
第46章  夜更けに

「久しぶりね。まさかあなたとこんなところで再会するとは思っていなかったわ」

「それはこちらの台詞だ。亡き父上の御陵でおとなしく菩提を…」

「弔うだけの人生で満足すると思う? この私が」

「ふんっ」と、秀瑛は鼻で笑った。

「それで、いったいどこまであいつから聞いているんだ?」

「どこまで…って?」

「しらばっくれるな。玉蘭から聞いているのだろう、“秘密”を」

秀瑛は厳しい瞳で玲利を見据えた。

玲利はさして怯みもせず、ふわりと笑みを浮かべた。

「玉蘭は、私に何も喋っていないわよ」

「…………」

意外そうに秀瑛は目を丸くした。




/740ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ