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~散花~
第47章  魔物の栖

雀の鳴き声で、玉蘭は目を覚ました。

天井をぼんやりと眺める。

(わたし、どうしたんだっけ…)



「おはよう、玉蘭。気分はどう?」

寝所の御簾をめくり玲利が顔を出した。

「あ……」

それで記憶が蘇る。

(わたし、気を失なっていたんだ)

「あぅ…」

もう大丈夫です、と答えようとしたつもりが、口回りが引き攣りうまく言葉にならなかった。

代わりに上半身を起こすと、玲利は衾を二つ折りにして背中にあてがってくれた。




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