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~散花~
第47章  魔物の栖

「気になりますのは、昨日の献立にはほとんど使われていないはずの生薬が、吐瀉物に大量に含まれていたことでございます」

「生薬?」

「はい。それはヨクイニンと申しまして、虚を補い気を益して身を軽くするといわれる生薬でございます。主に、身体の水の流れを滑らかにし、美肌・解毒・胃の健やかさなどに効果があり、煎じ茶にも粥にもして食すことができるものでございます」

「まったく問題なさそうじゃないの」

玲利が苛立たしげに口を挟んだ。

「しかし同時に、ヨクイニンには…」

医官はしばし言い淀み、

「胎児を排除する作用もあるのでございます!」





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