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~散花~
第47章  魔物の栖

「「「えっ…!?」」」

玉蘭と玲利と、御簾の向こうの加蓮の声が重なった。

「では…つまり……」

玲利の声が震える。

「左様でございます。これは恐ろしく由々しきことにございます!」

医官が泡を飛ばした。

「もしお妃さまがご懐妊あそばされていたら、間違いなくお子は流れていたということです!」





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