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衆人環視に濡れる姫刑事
第8章 衆人環視に濡れる姫刑事
「ギャフンッ!!」

女刑事の色香に酔った犯人は丸裸の彼女にアッサリと取り押さえられた。

あまりに素早すぎて野次馬も警備員もすぐには状況が把握できず、ただポカンとしている。

「さっさと店長に引き渡してきて?」

「は、はははい、ご協力ありがとうございます」
ぐったりした犯人を押しつけられてやっと我に返った警備員が吃りながら礼を言う。

そして姫子は鼻を膨らませている警備員に裸の胸を押し当て、
「…裏口で待ってるわ」
彼の窮屈そうな股間をそっと撫でてウィンクした。

「このままじゃ帰れないでしょう?…お互いにね」

傍目には冷静に見える姫子だが、不特定多数の視線に晒された躰の芯は疼き、女壺からはトロトロと蜜を溢れさせているのであった───…





(終)



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