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衆人環視に濡れる姫刑事
第2章 女子高生
「けッ…警察…!?」
色欲にまみれた眼差しで彼女の胸元を観察していた男はギョッと目を剥く。

「印蘭(いんらん)署の神崎です、次の駅で全員降りていただけます?」

「や、でも、俺ら別に…」

「貴女、こちらにいらっしゃい」
奥で縮こまる少女に手を差し出した。

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