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第2章 女子高生

目を引く美女に軽く睨まれ、男はうっかり見惚れそうになりながらも
「ホント、すみません。もう終わりにしますんで」
さりげなく仲間に合図する。

男達は自分達の身体で隠しながら少女の身なりを整え「余計なことをしゃべるなよ」と小声で脅した。

「…やっぱりちょっと話を聞かせてくれる？」

胡散臭げに彼らを見据え、彼女は胸の内ポケットから身分証を取り出して見せた。