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第7章 廃工場の罠

いつもなら桜の秘部が渇く暇もないほど入れ替わり立ち替わり男達が挑みかかるのだが、この夜は工場内の明かりを消して真っ暗な中で全員が入口や窓辺に張りつき、息を潜めて外の様子を窺っている。

やがて裏口の外側にいた男が手を上げて合図をし、そっとノブを握り…タイミングを図って勢いよく内側に引いた。

「うわッ!?」

外側のノブを握った男ともう一人がバランスを崩して地面に転がり、あっという間にグループに取り囲まれて殴る蹴るの暴行を受けた上でロープでグルグル巻きにされる。