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迷路・・・Ver.K
第8章 甘い空間

マシロが
丁寧に写真を
焼いている間


俺は

マシロの背中に立ち


その
手元を
マシロの肩ごしに
覗き見た




なんか

新鮮だなぁ・・・





一枚一枚

濡れた写真を
クリップに留めながら


マシロは
俺を何度も
振り返った



「心配すんな

うまくやれてる」




そう言っても
マシロは
何度も


俺を振り返った




その瞳は



あまりにも近くて









俺は

写真より

マシロが気になって

仕方がなくなっていった
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